慈「二人きりだね」梢「そうね」【蓮ノ空】

梢「えぇ、花帆さん達から事前に聞いてるから分かっているわ」

慈「どうする？みんなに内緒でちゅーとかしちゃう？」

梢「慈」

慈「もう！冗談だってば、あまりに暇だから梢をからかうしかやることないんだからしょうがないでしょ！」

梢「はぁ、他にもやることはあると思うのだけれど、次の試験に向けて少しは勉強したらどう？テスト範囲は分かっていることだし」

慈「あー今めぐちゃんに言っちゃいけないこと言ったー。めぐちゃんに勉強なんてワードはNGなんだぞ！」

梢「知らないわよそんなの」

慈「勉強なんてどうでもいいからさーもっと楽しいことしたい！」

梢「なら聞くけど慈のやりたい楽しい事って何なの」

慈「そうだなぁ、、、手を繋いだりとか梢の膝に乗ってのんびりしたり」

梢「さっきからなぁに？慈は私と恋人ごっこでもしたいの？」

慈「したい！」

梢「ストレートに言うわね」

慈「まあね！梢と違って私は正直者だから」

梢「私がひねくれているとでも？」ｽﾞｲｯ

慈「顔近っ、なになに？やっぱりめぐちゃんとちゅーしたいの？いいよ、来て🤍」

梢「しないったら」

慈「ふふっ、それでこそ梢だね。肝心な所で言葉にも行動にも移せない意気地無しなんだから」

梢「….」ﾑｯ

慈「あーあ花帆ちゃん達いつになったら来るんだろうねこず──」

梢「慈」

慈「ん？…んむっ」

梢「ちゅ…れろ…ちゅぷ…」

慈「ん…んん…こじゅえ…」